R2年度新年挨拶

新年 あけましておめでとうございます。本年も滑川商工会議所青年部をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

さて、当会報でも掲載しておりますが、今年度はやはり新型コロナウイルスの影響により青年部活動においても前例のない特殊な年度となっております。

まずは4月の通常総会を非集会の書面議案決議のみに変更するところから始まり、これから難しい状況が続く中で青年部としてどうあるべきか、どう行動すべきかを執行部を中心に何度も協議しましたが、当然答えというものはありません。一部の会員からは今年度の青年部活動を休止すべきではないかとの声も聞かれ、非常に悩み、判断に迷いました。

悩んだ末、私としては、このような非常時こそわれわれ青年部が先陣を切って行動し、苦しんでいる仲間のため、閉塞する地域経済を活性化させるためにできる限り活動を行うべきだという方針を決め、少しずつ進み出しました。

 

具体的には、理事会や各委員会等は7月までは全てリモート会議に変更、8月以降も集会とリモート会議を併設にて行っています。委員会事業活動では、当初の年間事業計画を柔軟に変更しながら、政策提言書の作成・提出や市内屋外での安全なレクリエーションによる交流会など、委員会事業を精力的に行いました。もちろん全ての活動において必ずマスク着用・検温・換気などの感染防止対策を講じた上で実施しています。

またコロナ対策の特別事業として会員間限定ではありますがビジネス活性化チケットも発行いたしました。

年明け後も上半期の遅れを取り戻すべく、勉強会や交流会など多数の事業を計画しています。

 

今年度のスローガン「Next Stage」には、激動の時代に合わせて青年部のあり方を見つめ直し、仲間と共に成長しながら青年部の新たな価値を創造していこう、という意味を込めております。コロナ禍以前に策定したものですので若干ニュアンスは異なりますが、新しい生活様式に合わせた新しい青年部活動スタイルを確立し、逆境・不況を仲間と共に乗り越えていくことができれば、きっと新しい価値が創造できていると確信しています。

 

終わりに、コロナ禍でも活動を休止せず、青年部活動を続けられているのはひとえに会員の皆様のご協力と、ご家族や従業員の皆様の深いご理解があってこそと存じます。本当に感謝してもしきれません。この場をお借りし皆様に改めて心から感謝申し上げると共に、本年も関係各位に変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。

R2年度 滑川商工会議所青年部会長  橋本尚久

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